2017年07月30日   2022年12月05日

梅雨はあけたものの、台風の影響で湿度の高い日が続いています。
そうなると気になるのが『菌』

家の中の除菌を徹底する方も多いこの季節、お肌の変化はどうでしょうか?乾燥気味の方にとっては恵みの雨となる季節かもしれませんが、人によっては『背中ニキビ』に悩まされることも。

 

背中ニキビの原因

背中は汗や皮脂の分泌が多いため、菌の増殖がしやすい体のパーツです。ニキビができる=毛穴が詰まっていることですが、毛穴がつまる原因としては2つ考えれらます。

 


洗い残し/洗いすぎ


体の中で一番手の届きにくい背中。そのため洗い残しがおこりやすく、古くなった皮脂が肌に残ってしまうことで、毛穴がつまり、菌の増殖につながります。

一方でゴシゴシと洗いすぎてしまうことでも、肌のバリア機能が弱くなり、菌が繁殖しやすくなります。

 


ホルモンバランスや食生活


実は人間はストレスがたまると男性ホルモンの分泌が進むって知っていましたか?結構怖い話ですよね。。そして男性ホルモンは皮脂腺を刺激する作用があるため、皮脂が過剰分泌し、毛穴を塞ぎやすくなります。

また最近ダイエットの話題でよく聞く『高GI食品』(小麦粉、白米、砂糖など)や中性脂肪になりやすい食品(バター、生クリーム、チーズなどの乳製品や砂糖類、アルコール類など)によって皮脂分泌が高まると言われているので、ケーキや炭水化物、油物をたくさん食べることでニキビができやすい環境が整います。

 

 

できちゃった背中ニキビ、どうケアする?



スキンケアで背中ニキビを治す


・ピーリング
・保湿
・毛穴引き締め

この3点に限ります。

肌を清潔に保つことは大前提ですが、ゴシゴシはこすらないこと。ピーリング成分(フルーツ酸やサリチル酸など)が入ったソープや、抗炎症作用の高いソープで優しく洗ってあげてください。

また洗う順番も実は大切です。シャンプーやコンディショナーが背中に残ってしまうことで悪化する場合もあるので、ボディソープは最後に使用しましょう。(お顔も同じで、シャンプー&コンディショナーの後に洗顔をしましょう)

お風呂から上がったら保湿です。油分が多いクリームというよりは化粧水や美容液などの油分が少なめで、ビタミンC誘導体入りや毛穴を引き締める作用、抗菌作用が高いアイテムがオススメです。

 


食事で背中ニキビを治す


ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCなどが皮脂のコントロールに優れた栄養素と言われています。積極的に普段の食生活に取り入れていきましょう。
ただビタミンCが多いからと言ってフルーツをたくさんとると、皮脂腺を刺激する果糖の過剰摂取となるので、バランス良い食事が良いようですね!

・ビタミンB2を含む食品
豚肉、レバー、魚、緑黄色野菜など

・ビタミンB6を含む食品
にんにく、カツオ、マグロ、ささみなど

・ビタミンCを含む食品
緑黄色野菜、フルーツなど

 


洋服で背中ニキビを治す


普段着ているものも実は背中ニキビの悪化につながっている可能性もありますよ。一晩の発汗量はなんとコップ1杯!吸湿性に優れ、肌触りが良い天然繊維(コットンやシルク素材)のものがおすすめです。そしてパジャマは毎日洗濯しましょう。

 

一向に治らない場合にはマラセチア毛包炎などの可能性もあるので、気になる方は病院にかかることをオススメします。

ストレスを上手にコントロールして、日常生活の中で背中ニキビケアをしていきましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA