2024年08月09日

今年春に発売となったnatohaウルモリフト。もうお試しいただきましたか?

今回は、そもそも食品をメインに作っていた私たちが、なぜウルモリフトを開発するに至ったのか、という話です。

「サプリ、流行りだからね」

なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、全く違います。

少し遠回りとなりますが、会社設立からウルモリフトの開発に至るまでの経緯や、私たちの商品開発にかける想いをお伝えできれば幸いです。

※この記事は前編です

ナチュラルスパブランドの総代理店としてスタート

弊社代表の大屋は、新卒で入社した企業で飲食事業や通信事業を経験した後、経営コンサル、web制作の会社を経て、30代でweb制作やコンサルティングを行う会社(株式会社わをん)を起業しました。

目まぐるしく変わるwebの世界に身を置きながらも、幼少期から家族の影響もあり食や健康に強い興味を持っており、いつかは「健康・美容・スポーツ」といったジャンルで直接人に関る事業をしたいという想いを持っていました。

(イタリア・パルマのオフィスにて。)

そして2010年、展示会出展やマーケティング支援などをクライアントワークとして関わっていく中でご縁をいただいたことから、イタリアのナチュラルスパブランドの総代理店になり、それをきっかけに法人として株式会社リフェットを立ち上げたのです。(この翌年、上田も会社にジョインしました)

ここから美容・健康業界にどっぷり入ることになりました。

当時はコスメ業界の右も左もわからない中でのスタート。

イタリアに飛んで契約を締結し、輸入手続きや成分登録、行政機関への届け出、検査対応などをゼロから自分達だけで取り組みました。

数え切れないトラブルも乗り越え、おかげさまで海外化粧品の国内導入・展開に関しては本を書けるくらいにはなったのではないかと自負をしています。笑

“日本のモノを活かしたい、広めたい”から始まったnatoha

ブランドの日本総代理店となって数年、百貨店やイベントでの販売、ホテルスパへの導入など、少しずつ前進していた矢先、本国の会社が諸々の事情により突然倒産するというショッキングな連絡が届いたことで、私たちの会社は大きな転換期を迎えます。

当時の私たちにとってはこの事はものすごくショックな出来事でした…

(展示会での一コマ。アロマやカラーセラピーを取り入れたトリートメントのデモンストレーションも非常に好評でした。)

愛用いただいているお客さまや製品を広めてくださっているサロンさん・卸先さんにも申し訳ない気持ちでいっぱいでしたし、何より自分達も大好きなブランドだったので、急に「おしまい!」となった時の悲しさと言ったら…(もちろん在庫もいっぱいありました)

最後はできる限りみなさんにご迷惑をかけない方法を考え、ブランドの終売へと向かわせました。

そして、幸いにもその1年ほど前から次のプロジェクトとして自社商品の開発に着手をしており、それをきっかけに完全に自社商品の展開に取り組んでいくこととなりました。

(輸入をする傍ら、日本の自然や資源に触れる中で”素晴らしい日本の資源を活かし、その良さを広げたい”という思いも徐々に深まっていました)

その”次のプロジェクト”が2016年にローンチしたnatoha(ナトハ)です。

natohaは、
「自然の魅力をもっと活かしたい」
「心地よい時間を楽しもう」

というシンプルな想いから生まれたブランドですが、過去のコスメ業界での経験から生まれたオーガニック/ナチュラルの基準や認証、業界・商品の在り方などへの疑問から、“素材へのこだわりは持ちつつも、何よりも美味しさや楽しさ、そして心地よさが存在する”ことを目指しています。

<natoha ものづくり3つの約束>

素材
産地や環境、歴史など、その素材が持つ魅力を活かし、余計なものは入れない

安心
自分の家族や友人など、身近な人に自信をもって勧めることができる

笑顔
ただ消費するためのものではなく、人々の日常に笑顔や会話が届けられるものを

私たちが大切にしていること

化粧品やサプリなど美容商材には流行りもあり、ある商品で人気が出ると多くの会社が類似商品を作りますが、私たちは全く別の流れで商品開発を行なっています。

それは、私たちが目指すのは“限られた資源を活かし、皆さんの生活にプラスαの彩りをお届けする”ことだから。

そのために、”natoha 3つの約束”に加え、私たちが大切にしていることがあります。

ナチュラル×サイエンス

サプリだったら効果、食品なら美味しさなど、商品を手に取る目的(悩みを解決したい、おいしさに満たされたいetc)を満たすと同時に、その方の継続的な安全や健康・美容に繋がる”安心できる存在でありたいと思っています。

そのためには、心地よい時間や味わいといった生活にプラスαとなる彩りを作るには”ナチュラル”、そして製品の安全性や効果を追求・確信するためには”サイエンス”、両方の力が必要だと考えています。(時には逆であったり一方のみで成り立つこともありますが)

心地よい時間=ナチュラル
安全性や効果=サイエンス
→安心して効果も心地よさを求めるには両方の力が必要

例えば黒人参茶では、素材に関しては100%ナチュラル/オーガニックでなければいけないという縛りは設けていません。

自然を楽しみながら美味しく楽しんでいただいた先に、健康や美容がある」ことを目的とした時に、
・力強い味わいをもたらす”農薬不使用”
・自然の恵みを感じられる”沖縄産”
・高い栄養素と味わい深さ”黒人参”
とそれぞれ必要な要素を掛け合わせて誕生したのが、黒人参茶なのです。

正しく古いものを、新しく

「正しく古いものは、永遠に新しい 」という、スウェーデンの画家・カールラーションが残した言葉(←大屋が好きな言葉のひとつ)があります。

正しく古いものは、ずっと変わらないのではなく人の手や時の流れを介して常に新しくなります。

古くから伝わる食習慣や野草・薬草などの活用方法をそのまま使う「良薬口に苦し」では生活の彩りにはなりません。

「なぜ」「どうして」を掘り下げていき、今の社会状況やライフスタイルに合うよう形を変えて、提案をしていくのが、私たちの商品開発のスタイルです。

(実験は成功の母。社内では日々実験が重ねられています)

長々と書いてましたが、、
要するに「美味しいから/心地よいから日常の中で楽しんでたら、健康になって美しくなっちゃった」と言っていただけたら、私たちはこれ以上に嬉しいことはないです!

長くなってしまったので、今回はここまで。
私たちの商品開発の根底にある思いやこだわりを少しでも感じていただけたら幸いです。

次回は本題・ウルモリフトの開発背景についてお伝えしていきたいと思います。

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