小さな想いの積み重ねから生まれたウルモリフト
今回はどうして私たちがウルモリフトの開発に至ったか、お話していきたいと思います。
▼前編はこちらから
私たちがなぜウルモリフトを作ったか(前編)
小さな想いが重なり合って
ウルモリフトは、私たちの身近に存在したいくつもの小さな想いやきっかけが重なり、スタートしたプロジェクトです。
その中でもプロジェクトを進めることとなったきっかけは大きく3つあります。
- 家族や友人からのリクエスト
- お客さまから教えていただいたお悩み
- オーラン油との出会い
①家族や友人からのリクエスト
リフェット創業当時は代表である大屋も30代中盤で、社内も20-30代という年齢層でしたが、それから10年余、私たちもさまざまな面で年齢を感じるシーンが増えてきました。
切り傷の治りが遅い(涙)
筋肉痛が翌々日にくる(涙)
シミやシワが目立つ(涙)
さらに更年期や慢性疲労といった、体調や体質の変化を感じる機会も。
スタッフの中には子供が産まれたことで「せめて子供が成人になるまでは元気で働き続けたい」という新しいモチベーションが生じた者も。
そして友人や家族との間でも、気づけば「仕事」「家族」「健康」が3大話題に。ついに「健康」が話題の一角を占める存在となりました。
白髪や抜け毛、シミやシワなど美容や健康に関する話は、40代を越えると女性だけでなく、男性の間でもそういった会話が増えてくる印象です。
仕事柄もあるかもしれませんが、友人などから「〇〇サプリってどう?」「▲▲に効くサプリってないの?」「こんなの作ってよ!」といった話も増え、仲間内の軽い会話と理解しながらも、せっかくなら自分たちで開発することで周りに喜んでもらえる製品ができるのでは、と考えるようになりました。
「これまでの経験を活かした”改善してくれる”ものができたらいいなあ」
「薬ではなく、普段の食事にプラスするような気楽な気分で摂れるものが欲しい」
「自然や植物の力を活かして”これからもキレイ&健康でいられる=未病サポート”のような製品があったらいいよね」
家族や友人にはできる限り健やかな毎日を送ってほしいし、自分も送りたい。
そして毎日を楽しんでほしいし、自分も楽しみたい。
そんなシンプルな想いに背中を押されました。
②お客さまに協力いただいたアンケートやコメント
リフェットセレクトのお客さまは、健康や美容に対する感度が高い方がとても多い印象です。(中にはかなりマニアックな方も!)
アンケートやご購入時のコメントなどでも、お身体の不調やお悩みを具体的に教えて下さることも多く、そんなお客さまのリアルなお悩みを参考にしつつ、
①私たちのノウハウが活かせる分野
②社会的に取り組む意義があるか(先出商品がないか、環境への配慮、時流、、、)
などを照らし合わせ、検討を繰り返しました。
そしてお客さまの声から生まれたコンセプトワードが「健やかから、美しく」
健康であることがキレイに繋がるという結果論というよりは、キレイを生み出すことができる健康的な状態に導くという、これまでにないアプローチをどう実現するかが商品開発における課題のひとつとなりました。
③オーラン油との出合い
そして最後の一押しが、ウルモリフトの主原料のひとつである”オーラン油”との出合い。
別の商品企画を進めていく中で出合ったこの素材、出合った瞬間に「これだ!」と思い、大屋に直談判して、当初はオーラン油のみでシンプルなサプリを作る予定でした。
しかし、エビデンスデータやモニターテストからそのポテンシャルの高さを大きく感じ、結果的に商品企画の順番を入れ替えて、さらには他社では真似ができないような、natohaの商品として開発をすることとなりました。
オーラン油との出合いからウルモリフトになるまで、さまざまな調査や検討を行いました。
オーラン油との出合いからウルモリフトになるまでの調査
1. オーラン油のみでの体感調査
2. オーラン油+アスタキサンチン+EPAでの体感&モニター調査
3. ツバキエキスのみでの体感調査
4. オーラン油+ツバキエキスでの体感&モニター調査
5. オーラン油+ツバキエキス+α(ヒハツなど)での体感調査
6. 最終製品での体感およびモニター調査
そして製品化に向けては様々な側面から検討・検証を行ないました。
▼ウルモリフト製品化に向けてのステップ
・製造環境の確認(安全性)
・成分組成の見直し(効果、安全性)
・エビデンスデータの検証(効果)
・品質の確認(安全性、natohaの商品としてリリースできるか)
・価格(お客さまにとって適正か、私たちが継続的に商品を作って行けるか)
商品としての最終的な提供価値や目的、社会的意義があるのかを考えることはもちろんですが、最終的には自分たちの体感やモニターさんの声が大きかったというのが本音です。
(コンサル出身の大屋は、数値やシミュレーション重視なのかと思い聞いてみると「特に最後は直感が大きい。データや数値は直感を裏付けるためのもの」とのことでした。たしかに感覚的な面がないと0から商品は作れないな、と感じていたので納得です。)
笑顔や会話、心地よさの傍らに
これまでにリフェットとして開発してきた商品は、どちらかというと自然素材の持つ魅力や特徴を「楽しむ」ことに重きをおいてきました。
ウルモリフトは、日常を楽しむための土台を作る商品のため「健やかから、美しく」をコンセプトに開発されたアイテム。
どのアイテムも生活の中での必需品ではありませんが、そこにあることで笑顔や会話、心地よさが生まれるような存在となるように、という想いを持って世に送り出しています。
中々普段の想いを語ることのない私たちですが、少しずつ、開発の裏側や想いについて、お伝えしていきたいと思います。
ウルモリフトでは、それぞれの素材に関する詳細なお話や、博士へのインタビューなどについては、またこちらのnoteでお伝えしていきます。
リフェットセレクトの店長をしながらnatohaブランドに携わっています。商品開発からブログ更新、お客さまとのコミュニケーションなど、なんでもやっています。高校時代はスイスで過ごし、大学から東京暮らしに。山や自然をこよなく愛する1児の母。静岡出身、上智大学フランス語学科卒。