2018年12月24日   2023年09月20日

年末年始、食べ過ぎてしまう季節ですよね。

体重をどうやって落とそうか?と途方に暮れてしまうのがこの時期の恒例行事になっている方はいらっしゃいませんか?

健康的に美しくなるためには、ツライ思いをしなければならないと思い込んでいる方もいらっしゃると思いますが、「ボーンブロス」はそんな思い込みを払拭してくれるスープとなるかもしれません。

飲む美容液「ボーンブロス」の魅力

「ボーンブロス」って、聞いたことはありますか?

直訳すると「骨の出汁」、つまり骨を煮出したスープのことです。

NYには、この「ボーンブロス」の専門店もあって健康・美意識の高いニューヨーカーはコーヒー代わりにこのスープを片手に出勤する人も多いようです。

目覚ましのコーヒーではなく、彼らが「ボーンブロス」を選ぶ理由は何でしょう?

ボーンブロスは、ただの煮汁ではありません。

このスープを作るポイントとして大切なコトは、長時間じっくりと煮詰めること。そうすることで、骨の中に含まれている大量のアミノ酸を含むコラーゲン、ミネラル、ビタミンなど豊富な栄養素がたっぷりと溶け出すのです。

濃厚でコックリしたスープを1杯飲むと、しっかりと栄養がとれる上に満腹感が長時間続くんです。

朝ごはんを抜きたり、ブラックコーヒーだけで済ましたりすることで、朝の大切な”排泄”にエネルギーを集中させることはできますが、栄養素が充分でないことによってエネルギー切れが起きやすくなります。

そこで、栄養豊富な「ボーンブロス」を朝ごはん代わりにすることにより、消化にエネルギーを使うこともなく、朝からしっかりと活動ができるんです。

飲み会の翌朝は、ボーンブロスに置き換えるというのも良いですよね。

また、丸1日のファスティングをしたい方は、このボーンブロスを1日の間に6杯程度飲み、合間に糖質の含まれていない飲み物を飲むという方法があります。

普通の厳しいファスティングと違ってお腹が空きにくい上、栄養素もしっかりとれ、毒素も排出されるので腸内もお肌もきれいになって、ダイエットにも効果が期待できます。

「ボーンブロス」の栄養効果

「ボーンブロス」には、具体的にどんな効果が期待できるのでしょう。

  • コラーゲンによる髪・肌・爪などの美容効果
  • グリシンによる炎症抑制効果、細胞保護、免疫調整
  • カルシウムによるホルモンバランス調整作用
  • リンによる細胞の活性化
  • グルコサミンやコンドロイチン硫酸による関節痛への効果
  • アルキルグリセロールによる免疫機能アップ

など。

通常、食事を抜くとお肌に影響が出たり、栄養が行き渡らなくて骨がもろくなったりするイメージがありますが、ボーンブロスには栄養素が豊富に含まれているので、肌のハリ、しわ改善といった美容面でのメリットに加え、骨粗鬆症などの食事制限における健康面のデメリットを払拭してくれると言われています。

そして何より、お腹が空きにくい=精神的にも落ち着くことができる

と、メンタル面も癒し効果が期待され、良いことだらけです。

「ボーンブロス」の作り方

今回は、鶏ガラを使った場合のレシピです。

【黒人参茶をプラスしてデトックス!簡単ボーンブロス】

●材料(約3L分)
鶏ガラ 1㎏
水 3L
酢 大さじ2
天然塩 お好みの量

1.骨はよく洗い、包丁で切れ目を入れたり砕いたりする。
2.鍋に1と水、酢を入れる。
3.(普通のお鍋の場合)沸騰後に弱火にし、5~6時間程度煮込む。(圧力鍋の場合)弱火にしてから1時間程度でOKです。
4.しっかり煮だしたら、濾し器や布巾で濾す。
5.塩で味を整えたらできあがり。

*お好みで、野菜やハーブを入れるとより多くの栄養素を追加できます。
*「黒人参茶 クレンズ」を一緒に入れると、クレンジング効果が高まります。
*酢は、タンパク質を分解し骨の栄養素を抽出してくれるので必ず入れましょう。

 

鍋の大きさで、骨も水も量が変わってきます。骨がかぶる程度のお水を入れていきましょう。アメリカでは鍋の代わりにスロークッカーをつかう方が多いです。

また骨は、近所のお肉屋さんや魚屋さんにお願いしておくと簡単に入手できます。
自然食の宅配やAmazonなどでも入手可能ですよ。

▼骨付スペアリブを使った「肉骨茶(バクテー)」レシピはこちら

【レシピ】「黒人参茶 クレンズ」でシンガポールの本格ソウルフード

美容にも健康にも良い事だらけの、飲む美容液「ボーンブロス」。材料を揃えて、煮出すだけで簡単にできる栄養満点スープをぜひ習慣にして、インナーケアをしてみて下さいね。

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