数年前に、某ハリウッドモデルが美容と健康のために取り入れているということで、瞬く間に日本にも広まりブームとなった、ココナッツオイル。最近では、メディア等に取り上げられることは以前ほどは減ってきたものの、その効果からか未だ根強い注目を集めています。
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ココナッツオイルのルーツとは
本来、ココナッツやココナッツオイルは、アジア、太平洋諸島、アフリカ、そして中央アメリカに住む何百万人もの人々が何千年にもわたって重要な食物として利用してきたもの。そしてそれゆえ、彼らも現代的な食物を食べるようになる以前は、ココナッツをあまり食べることがあまりなかった北アメリカやヨーロッパの人々よりも健康的だったという説もあるほど。
ココナッツオイルの効果的な使い方とは
スキンケアとして使う
古くからココナッツオイルは下記のようなスキンケアに使われ続けてきました。
- 保湿クリームとして使う
- メイク落としとして使う
伝統的に服をほとんど身につけないポリネシア諸島の人々は、代々、灼熱の太陽に肌をさらしてきたが、その肌は美しく、健康で、シミもガンもないそう!
それは彼らがココナッツを食べ、ココナッツオイルをボディローションとして使ってきたからなのだとか。
現代には他にも様々な健康食品や化粧品、クリームがあるとはいえ、何千年も前から人々の健康や美容を支えていたものが、“やっぱり良いものだ”と回り回ってまた評価されているだけのことなのです。
ヘアケアとして使う
ヘアケア方法
大さじ2杯程度の溶けたココナッツオイル(固まっている場合は、瓶などに入れて鍋で湯せんして溶かしてください。)を髪にすり込み、15分程おいて、通常通りのシャンプーをして普段のコンディショナーで仕上げる。
ココナッツオイルには、SPFも4〜10程度あると言われています。 室内にいるときは気を抜きがちですが、そんなときには優しい紫外線対策としてココナッツオイルを髪(や肌)に塗るのもオススメです。
食用として使う
食べても塗っても恩恵のある、ココナッツオイル。これは今に始まったことではなかったのですね。
まずはココナッツオイルを食べることから。
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、他の一般的な脂質に含まれている長鎖脂肪酸と構造が違い、体内で素早く分解されエネルギーに変わるため、脂肪として蓄積されにくい特性を持っています。ですから極端な話、今、料理などにお使いのオイルをすべてココナッツオイルにしただけで、脂肪減少効果が期待できるかもしれません。
ですが、ココナッツオイルは特有の香りもありますから、すべての料理に使用するのは好みが分かれますよね。
私はとりあえず手始めとして、朝食に食べている食パンに塗るバターやジャムを、ココナッツオイルに置き換えてみました。友人から教わった、非常に簡単なので取り入れやすく美味しい食べ方です。
適量のココナッツオイルと蜂蜜を混ぜて塗るだけ。甘い香りとコクで、以前食べていたバターにもジャムにも引けを取らず、とっても満足感のある朝食になります。
その他、シリアルにかける豆乳と蜂蜜にココナッツオイルを足してみたりもしています。
ココナッツオイルは「プラス」より「置き換え」を
ココナッツオイルは、できれば今の食生活に「プラスする」という感覚より、今摂っている脂質や糖質から「置き換える」という方が、健康効果もUPするようです。
すでにご愛用されている方は引き続き、あまり取り入れたことのない方はお試しいただくきっかけになればという思いも込めまして、「今こそ再び!やっぱり!ココナッツオイル」というスローガンを掲げて(笑)、ココナッツオイルの効能や取り入れかたを今後この読みものでご紹介していきたいと思います。
私も、もっともっと食事の中でのココナッツオイルの比率を増やすべく、料理に取り入れる方法を研究中です。
オススメを見つけましたら、またご紹介させていただきますね!
参考文献:「ココナッツオイル健康法」
リフェットセレクト編集部ライター 兼 フリーライター・ヨガ愛好家
“人にいいこと身体にいいこと”を勉強しながら、楽しく読みものを書いています。(それらを日々実践するのが課題でもあります…。)
夫と6歳になる息子とのんびり3人暮らし。
どうしたら家のモノが減るかを5年前くらいからずっと考えています。笑
“実は以外と知らない!?ココナッツオイルの効果・おすすめの使い方とは?” への1件のコメント