こんにちは。リフェットセレクト編集部の渥美です。
ようやく長かった冬を抜け出し、今年も春がやってきました。
この世の中で、いろんなことが起こっても、必ずやってくる春。今年も同じようにやってきてくれたこの春を迎えて、“変わらないこと” の尊さをしみじみ感じています。
実はストレスを一番受けやすい、肝臓。
さて、そうは言っても、みなさんの生活では変化も多いこの季節。入学や卒業、引っ越し、転勤、人事異動etc… 環境が変わることが多く、その新しい環境に合わせようと頑張って、気づかぬうちに身体にストレスが蓄積しているなんてことも。
そして意外や意外(私だけ?)、この時身体の中で一番ストレスを受けやすいのが、肝臓なのだそう。肝臓の働きが乱れると、自律神経のバランスが崩れ、情緒が不安定になりやすいのです。
ちなみに肝臓は、身体の中で最も大きい臓器で、体重の約50分の1の重さがあります。そして働きは主に3つ。
- 身体に必要な蛋白の合成・栄養の貯蔵
- 有害物質の解毒・分解
- 食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌
そうです、肝臓といえば身体の「解毒」ですね。
摂取したもの(アルコールや薬剤など)や代謝の際に生じた体に有害な物質を、毒性の低い物質に変え、尿や胆汁中に排泄するという解毒作用を持っています。
このように、身体の解毒器官である肝臓は、冬の間にたまった毒素や老廃物を、春に一生懸命排出してくれているのです。
食材で肝臓を助けよう。
そうとなれば、頑張っている肝臓のために、ぜひ日常的にサポートをしたいですよね。身近なことではやはり食べ物。
肝臓を労わる食べ物とは、昔から五味五色(※)の中の「酸」と「緑」のものと考えられているそう。
※五味 …「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「うま味」
五色 …「赤」「黄」「青(緑)」「白」「黒」
春には柑橘類が旬です。柑橘類は上記の「酸」に加え、香りが良いので気をめぐらし、リラックス効果も高めます。同じ果物で言えば、いちごなんかも旬で良いですね。
そして解毒・排泄作用のある食材は、山菜類やかぶ、ごぼうなど。肝臓の高ぶりを抑える香りのよい野菜としては、セロリやせりなどがあります。
肝臓を大事にするライフスタイルも!
ちなみに肝臓の解毒は、夜中に行われるといわれています。そのため、春の3ヵ月間(3.4.5月)は早寝を心掛けると良いそう。
怒ったりイライラするのも肝臓に負担がかかるので、なるべく穏やかに過ごすのも心掛けたいです。もちろん、アルコールや、脂肪分の高いものは控えめに!
春は肝臓を労って、起こりうる様々な不調や不快症状を和らげ、乗り切りたいですね。
リフェットセレクト編集部ライター 兼 フリーライター・ヨガ愛好家
“人にいいこと身体にいいこと”を勉強しながら、楽しく読みものを書いています。(それらを日々実践するのが課題でもあります…。)
夫と6歳になる息子とのんびり3人暮らし。
どうしたら家のモノが減るかを5年前くらいからずっと考えています。笑