2018年11月01日   2023年09月20日

免疫力が落ちていると風邪を引きやすい…などというのを耳にすることがあります。

「免疫力」と聞くと、なんとなく喉や鼻など呼吸器系のイメージがありませんか?

しかし、免疫がしっかり働いているかどうかの最大のカギは、実は「腸」にあるといっても過言ではないんです。

それでは、腸内環境が免疫力とどう関係があるのか?これから見ていきましょう。

腸には「免疫細胞」が集中している

腸は食べたものの消化吸収だけを行っているのではなく、外部から病原菌やウイルスなど有害なものが入ってきた時に、それらを発見して退治する免疫機能も持っています。

腸に集まっている免疫細胞は、全身のおよそ6~7割にものぼります。

最近の研究では、腸にインフルエンザウイルスが到達すると、腸内の「パイエル板」というくぼみにウイルスを引き込み、そこで免疫細胞がウイルスの特徴を学習することが分かっています。

そして免疫細胞は血流に乗って全身に運ばれ、同じウイルスに出会うと攻撃を開始して、感染を防いでくれるのだそう。

免疫力が下がるとどうなる?

もしも免疫細胞の働きが悪くなり、免疫力が下がった状態になると、風邪やインフルエンザ・食あたりなどの病気にかかりやすくなるだけではありません。

アレルギー・アトピー・肌荒れなどの皮膚症状を引き起こししたり、セロトニンの生成が悪くなることでうつ症状が悪化したりする可能性もあると言われています。

免疫細胞の中でも特に強力な攻撃力を持つ「NK(ナチュラルキラー)細胞」が十分に働かないと、重い感染症やがんなどのリスクも高まります。

免疫力をアップさせるには、腸内環境を整えよう

腸内の免疫細胞は、老廃物が多く溜まっていたり、腸壁がダメージを受けている状態では、十分に活動することができません。

免疫細胞を活性化させ免疫力をアップするには、まず腸内を良い環境に整えることが大切です。

「良い腸内環境」とはつまり、善玉菌と呼ばれる「ビフィズス菌」や「乳酸菌」が活発で、「悪玉菌」の活動が抑えられている状態。

善玉菌を元気にする腸活をするためには、次のようなことが有効です。

「プロバイオティクス(乳酸菌などの有用な微生物)」が豊富な食品を摂る

・ヨーグルト
・納豆
・みそ
・キムチ
・ぬか漬け
などの発酵食品を毎日の食事に取り入れましょう。

「プレバイオティクス(善玉菌のエサとなる成分)」が豊富な食品もプラス

オリゴ糖や食物繊維など、微生物の栄養となる成分を豊富に含む、
・キャベツ
・玉ねぎなどの野菜
・イモ類
・大豆製品
などを積極的に食べましょう。

過度のストレスを避け、抗酸化力の高い食品を摂る

社会生活を送っていれば多少のストレスは避けられませんが、過度のストレスは交感神経を優位にして胃腸の活動を妨げ、老廃物やそこから出るアンモニアなどの有害物質によって腸内環境を悪化させてしまいます。

またストレスにより増える活性酸素も腸内ストレスの原因となるため、普段から抗酸化力の高いものを口に入れ、美腸を目指すのもオススメです。

リフェットセレクト内の、抗酸化力がブルーベリーの20倍・黒人参を使ったナトハ 黒人参茶や、老廃物を排除していくことで腸内環境を整えてくれるナトハ ゴールデンラテがオススメです♪

もちろん、お風呂にゆっくり入る、お気に入りのハーブティーを飲むなど、自分なりのストレス解消法を見つけ、インナーケアが出来るといいですね。

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「免疫力と腸内環境の関係とは?」への2件のフィードバック

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