2020年11月04日 2023年01月25日 11月5日、natohaより新商品itumo茶が発売となります! ケール、モリンガ、霊芝、板藍根などの漢方でおなじみの生薬や美容健康で注目されるハーブを38種ブレンドしたノンカフェイン茶。 発売前もたくさんのご予約をいただき、感謝感謝です。 ▶︎natoha itumo茶はこちら 本日はitumo茶に入っている38種のハーブを簡単にご紹介していきます! ハトムギ英語名Job’s Tear(旧約聖書の『ヨブ記』の主人公・ヨブの涙)。イボとりや美白に一定の評価があるハトムギ。(コイクセラノイドという成分による) イネ科ジュズダマ属という名の通り、数珠玉のような小さな実は秋に収穫され、天日で乾燥され、ハトムギ茶のもととなります。 ハトポップハトポップは皮付きハトムギ(生薬名:ヨクイニン)を加熱加工したもの。イボやムクミとりに活用されるヨクイニンですが、加熱することで香ばしさがプラスされ、味わいに奥行きが出ます。 ウーロン中国茶では青茶に分類される。脂質の吸収をしてくれるなじみ深いお茶。竹籠で茶葉が運ばれるうちに籠の揺れと太陽の光から、目的地に着いた頃には偶然美味しいお茶(烏龍茶)になっていたことが烏龍茶の始まりだそう(諸説あり) エビスグサの実生薬名は決明子(けつめいし)。中国の薬学著作「本草綱目」によると、「目を良くする(決)種子」に由来します。明目(目を明るく)、利水(水をめぐらせ排出する)、通便の効果があるとされています。 ゲンマイアミノ酸の一種・GABAを含み、漢方でも利用され(ちなみにうるち米の玄米はこうべいと言います☝️)、胃を守る目的で処方されることもあります。古い玄米の方が胃への負担が少ないと考えられ、長く貯蔵されたものは「陳倉米(ちんそうべい)」と呼ばれます。 クミスクチンマレー語で猫のヒゲを意味するシソ科の植物。 ドイツでは肝臓の薬として、オランダやフランスでは利尿薬として用いられています。食べ物の余分な糖分や脂肪分の吸収を素材するロズマリン酸を含みます。 沖縄皇金ウコン(秋ウコン)秋ウコンを改良した新品種。通常のウコンに比べテトラヒドロクルクミンが22倍というスーパー秋ウコン(ターメリック) 胆汁の分泌を促進するので便秘やダイエットに。粉末を水で練って痔や切り傷などにも。 ドクダミなんとも物々しい和名ですが、実は葉はチャーミングなハート型。生のドクダミのニオイ成分デカノイルアセトアルデヒドやラウリルアルデヒドは強い抗菌性や効果美声があり、水虫に効果があるとされています。 ローズヒップビタミンC、E、フラボノイド、ペクチンが豊富で、美容(特にエイジングケア)に期待ができる果実。特にビタミンCは「ビタミンCの爆弾」と呼ばれるほどでレモンの20倍とも言われるほど。ビタミンPのおかげで熱によってもビタミンCを摂取できます。 レイシ抗がんや抗インフルエンザ効果が研究される、サルノコシカケ科マンネンタケ属のキノコ。芝は中国で「キノコ」を表し、「霊妙な力」を持つことから霊芝と名付けられたそう。白、紫、黒、青、赤、黄と6種類あると言われています。。 バンランコンアブラナ科の植物ホソバタイセイの根を乾燥させて作られたもの。古くから風邪予防、インフルエンザ、ウイルスによる感染性胃腸炎、扁桃炎などに用いられ、最近では免疫力を高める効果が注目を集めるハーブです。 ナルコユリの根降圧作用や強心作用、抗血糖作用などの作用があり、その滋養強壮力から栄養剤(ユン●ル)などでも目にする生薬。岩手県盛岡市では砂糖、飴、餅粉に黄精を混ぜた「黄精飴」が江戸時代後期から愛されています。 サンザシ食品を「消化しやすい状態に変化させる」という、体ではなく食品側に働きかける生薬。特にお肉や油、乳製品など脂質の多いものの消化をしやすくしてくれます。 サルノコシカケ梅の木などに寄生し、サルが腰をかけられそうな形をしているキノコ。ガン治療のサポートに民間療法としてお茶として飲む方が多いそうです。サルノコシカケ科に属する薬用キノコのマンネンタケを「霊芝」と呼びます。 コリアンダー別名カメムシソウ。紀元前1550年のエジプトの医学書「エーベルスパピルス」にも書かれているほど長年に渡り利用されてきたスパイス。消化促進効果や頭痛の軽減などに効果があるとされている。 クワヨウ完熟した実はジャムや果実酒に用いられる。葉にはDNJ(デオキシノジリマシン)という成分が含まれ、食後の血糖の上昇を抑える働きがあります。日本では鎌倉時代から糖尿病(当時の飲水病)への効果が期待されています。 クマザサふちの部分が白く隈取り(くまどり)されていることに由来する。ビタミンKが多い&抗菌効果に優れ、歯周病や口内炎、口臭予防などに利用されています。 ノニインドネシア発の植物。ノニ果実は万病に効くとされ、ポリネシア諸島で「驚異のフルーツ」と呼ばれジュースが愛飲されてきました。葉には過酸化脂質、一酸化窒素、活性酸素を抑制する働きが報告されています。 グァバヤクルトの蕃爽麗茶で一躍有名になったグァバ葉。漢方では葉を煎じたものを蕃石榴葉(ばんせきりゅうよう)といい、グァバ葉ポリフェノールが血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果があります。沖縄ではバンシルーと呼ばれています。 キキョウ古くから生薬として親しまれている桔梗。高麗人参を上回るほどサポニンを多く含有していて、咳や痰を抑える効果、気道やのどの炎症を抑える効果などで有名です。また他の薬の作用を患部へ導く性質を持ちます。西洋での花言葉は「友の帰りを願う」 ウラジロガシ日本の代表的な民間薬の一種で、徳島地方では昔から葉と小枝を天日乾燥させて煎じたものを飲み、胆石、腎石、尿路結石症などに用いてきました。実はドングリ。*画像はオキナワウラジロガシ ボタンボウフウニンジンと同じセリ科の植物。沖縄では「1株食べると1日長く生きられる」と言われ、カルシウム=牛乳の約3倍 、食物繊維=レタスの約6.5倍、鉄分=プルーンの約10倍と栄養価が非常に高いです。 ベニバナアザミに似た形状の花を咲かせるキク科の一年草。陰干しした花(生薬名・コウカ)は、月経不順などの血液の悩みや冷え性、更年期障害など女性に嬉しい効果があります。リノール酸などの不飽和脂肪酸を多く含む。 ビワヨウ逆流している気を下へおろす性質がある生薬。咳には葉を炙って、嘔吐にはそのまま使用します。大正時代には炙ったびわの葉を幹部に当て、上から加熱する「枇杷の葉療法」が始められました。バラ科の植物。 バナバサルスベリより大きな花を咲かせるバナバ。フィリピンで、古くから糖尿病に用いられてきた民間薬で薬用植物にも認定されています。食物繊維が非常に多い他、インスリンの様な作用をするタンパク性物質が確認されています。和名はオオバナサルスベリ(大花百日紅) セッコツソウ中国語で「接骨草」と書き、名前の通りカルシウムを多く含む植物。どんな強風にも耐える強健な植物。生理痛、神経痛などの痛みに茎や葉を先日服用します。和名「ガンダルサ」はサンスクリット語の音読み。 ギムネマシルベスターガガイモ科ギムネマ属の多年草。主成分ギムネマ酸とグルマリンにより、甘味と苦みの味覚能力を阻害します。アーユルヴェーダでは2000年以上前から糖尿病の治療薬として用いられています。 カンゾウ他の生薬の働きを高めたり、毒性を緩めたりと調和してくれ、基本的ながら重要な薬草として“国老”と呼ばれることも。強い甘味を持ち、主成分のグリチルリチンはナトリウムを残しカリウムを排出してくれます。 カキヨウポリフェノールの一種で抗菌・抗ウイルス作用を持つ柿タンニンが豊富に含まれ、「柿の葉寿司」もその理由からお寿司をくるんだと言われています。熱に強いビタミンCも含むため、美容面でも注目を集めています。 アルファルファ和名ムラサキウマゴヤシ。アルファルファの起源は現在のイラン辺りが原産地と考えられ、語源はアラビア語「最高の飼料」と言われています。 サラダに使うのは種まき後1週間くらいの幼苗をで、そのまま育てると飼料やサプリに。 黒人参抗酸化力は通常の人参の13倍!ポリフェノールを豊富に含むニンジンの1種。熱に強いポリフェノールなので、熱湯で抽出しても抗酸化力は変わりません。糖度は13度までになることも。 アシタバ摘んでも明日には新しい葉が出る生命力が高く、若芽を天ぷらにして楽しむこともできるセリ科の多年草。若芽は強壮強精効果があるとされ、乾燥した葉は高血圧の予防に使われてきました。ビタミンEの数百倍の抗酸化作用を持つゲルマニウムを含みます。 カンバラクマツヅラ科のランタナの仲間の植物で、活性酸素を除去する能力が優れています。また、血液を増加させるので、血流促進、血液サラサラ効果が期待できます。 モリンガ旧約聖書(!)にも登場し、WFP(国連食料計画)では栄養不良を解決するハーブとして注目を集める「奇跡の木」。ビタミンやミネラル、必須アミノ酸を含み、肝臓・腎臓・脾臓・膵臓を活性化すると言われます。 キダチアロエ民間療法の代表格とも言えるキダチアロエ。傷にぬるのはアロエクチンBが免疫系を刺激→患部に防御膜を張る→傷の治りを早めるため。葉を煮出した液は、少量=消化不良、胃炎、大量=便秘解消に良いそうです。食べるととっても苦いです。。 クワンソウ沖縄ではクワンソウと呼ばれ、オキシピナタニンという睡眠調整活性成分が豊富に含まれ、琉球大の研究ではマウスの熟睡時間が長くなるという実験結果がある「眠り草」。その蕾は中華料理で愛される「金針菜」。 アマチャヅルウリ科アマチャヅル属の植物。サポニンを70種以上含む隠されたスーパーハーブ。精神安定、ストレス解消、疲労回復、老化防止など。平成の始め、雑草だったハーブがサポニンの研究により、一躍ブームを作り上げた。 ケールキャベツやブロッコリーの原種で、紀元前から存在したとも。2,000年ほど前にはローマ地方等でケールの栽培が始まっていたそう。βカロチンの他、メラトニン、ビタミンE、ビタミンC、食物繊維が豊富な野菜。 執筆者:リフェットセレクト 上田リフェットセレクトの店長をしながらnatohaブランドに携わっています。商品開発からブログ更新、お客さまとのコミュニケーションなど、なんでもやっています。高校時代はスイスで過ごし、大学から東京暮らしに。山や自然をこよなく愛する1児の母。静岡出身、上智大学フランス語学科卒。 興味がありそうな記事: 沖縄の伝統ハーブ【月桃】って知っていますか? 沖縄の植物、月桃。その効果と魅力とは 今更聞きにくい「無農薬」とは? 抗炎症作用。一体どんな効果があるの? ← 秋の七草「桔梗」の効果・効能とは? 【レシピ】モリモリ食べたい!秋の実りの生姜焼き炒め → コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 上に表示された文字を入力してください。 Δ