2023年05月31日   2023年06月08日

5月からだんだんと紫外線が強くなり、梅雨の期間も実は一定の紫外線量が降り注いでいます。

夏本番が始まる前に、日焼けに関する「正しい知識」をつけて夏を楽しみましょう!

朝の柑橘はシミになる?

答えはNO!

朝の柑橘は、日焼けやシミを助長すると聞いたことはありませんか?

それ、実は誤解なんです。

「ソラレン」という成分が日光に当たることで日焼けなどを引き起こすといわれてきましたが、柑橘類でもソラレンの含有量はごくわずかだそうです。

朝の柑橘、どれくらい食べても大丈夫?

普通の量であれば朝の柑橘も全く問題ありません!

駒沢女子大学・西山教授によれば、例えばレモンなら30kg、グレープフルーツジュースなら1〜5ℓくらいを一気に摂取すると反応が出るかもしれないとのこと。(食べきれませんね)

これからは朝にも果物を安心して食べられそうです!

日焼け止めはSPFとPAだけをチェックすればOK?

答えはNO!

というか、日焼け止めのUVカットに関する新しい基準が追加されました!

今までは…
SPF→UVBをカット効果
PA→UVAをカットする効果

新しくこれからは…
日焼け止めの水による落ちにくさを示す『UV耐水性』が追加となります!

UV耐水性の基準値

UV耐水性☆
水中で20分を2回繰り返してもSPFが50%以上維持

UV耐水性☆☆
水中で20分を4回繰り返してもSPFが50%以上維持

☆☆なら水遊びの季節も
ある程度安心ですね!

日焼けしないための4箇条

徹底的に日焼け対策をするのが難しい方は、最低でもこれだけは実践しましょう!

・家でも日焼け止めを塗る
・UV加工の日傘、帽子、手袋を使う
・日傘は2、3年で取り替える
・薄い色のサングラスでUV対策を行う

日焼けしてしまったら?

もし日焼けしてしまった場合はとにかく「早く」対処することが鉄則です。

なるべく早くリカバリーを行い、炎症を抑えて肌をいたわってあげましょう。

・刺激はNG(熱いお風呂、強いシャワーなど)
・乾燥は禁物!とにかく保湿をしましょう
・ビタミンを意識的に摂る
・たっぷりの睡眠

春から初夏にかけては、活発に活動をして、気温と湿度の変化に徐々に身体を慣らしていきましょう。

もちろん日焼け対策をお忘れなく!

テキスト監修
charmer beauté 工藤智春さん

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