2019年01月23日   2022年12月05日

漢方というとどんなイメージがありますか?体に優しいというプラスのイメージを持つ人もいれば、あまり効かなそうと思っている方もいるかもしれません。漢方には得意な分野と不得意な分野があり、うまく西洋医学と使い分けたり、生活に取り入れていくことが大事です。

どんなメリットとデメリットがあるのかについて理解した上で、漢方の上手に取り入れてみましょう。

そもそも、漢方とは?

漢方とは漢方薬をはじめとして、鍼灸や日々の養生なども含めた伝統医学のことです。中国から漢の時代に日本へと伝わったことから「漢方」と呼ばれています。

「漢方薬」は自然の生薬を複数組み合わせて作られています。さまざまな生薬が組み合わさって働くことで様々な症状に対応します。

同じ症状でも人によって合う漢方薬は異なるので、それぞれの人に合ったタイプを選ぶことが大事です。

漢方を使うメリットとは

漢方薬と西洋薬では得意分野が違います。西洋薬の場合は、細胞レベルで問題がある部分を捉えて治療します。例えば、骨折の時の強い痛みを取ったり、高熱を下げたりする場合には西洋薬の方が適しています。

しかし、西洋薬は副作用が強く出ることもあり、例えば血圧の薬のように飲むのを止めると元に戻ってしまう場合もあることが弱点です。

一方、漢方薬の場合には体全体のバランスを整えることで効果をもたらします。様々な生薬が入っているので、一つの漢方薬でも同時に複数の症状を抑えることができることが特徴です。例えば、便秘と頭痛などを治したいとき、西洋医学では便秘薬と痛み止めが必要ですが漢方では1つの漢方薬で対応することができます。

また、原因となる疾患が見当たらない冷え性のような「未病」と言われる時にも積極的に治療できることがメリットです。体質を改善することもできるため、慢性的な皮膚の症状や鼻炎などや、生理不順などで悩んでいる方などにもおすすめです。

漢方のデメリットとは?

漢方薬の方が西洋薬よりも副作用が少ないと思われがちですが、そうとは限りません。漢方薬も薬なので副作用が出ることはあります。ただし、例えば花粉症のときに飲む薬や風邪薬に含まれている眠くなる成分などが入っていないため、眠気が起こりにくいなどの違いはあります。

また、種類にもよりますが漢方薬の場合は効果がおだやかなので、改善するまでに時間がかかる場合もあるでしょう。葛根湯のようにすぐに効果が出る漢方薬もありますが、効果が出るまでには月単位でかかることもあるので気長に服用することが必要です。

さらに効果の面においては、自分に合った処方を選ばないと効果が得られないこともあります。だからこそ、自分の体質や状態に合わせた漢方薬を選ぶことが大切です。

上手に漢方を選んで取り入れよう

漢方は自然の力を利用した、理にかなった治療法の一つです。日頃の養生も含めてが漢方であり、バランスの良い体を目指すために役立てることができます。

じっくりと体質を整えたい人や原因がわからない不調を改善したいという時には漢方は非常に頼りになる存在です。症状や状況に応じて自分に合った漢方薬を見つけて、上手に取り入れていきましょう。

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