美容にも健康にも関わりが深い「腸」が注目を浴びていますが、その「腸」のインナーケアに役立つのがお茶です。
お茶には健康および美容へのさまざまな効果があることで注目されています。
あなたもティータイムをかしこく活用して気軽にインナーケアを始めてみてはいかがでしょうか?
この記事ではインナービューティーを目指すあなたにぴったりなお茶を紹介します。
CONTENTS
どうしてインナービューティーにお茶がいいの?
いまや「腸活」「美腸」という言葉があるほど、腸の健康に注目が集まっています。インナービューティーやインナーケアとは、簡単に言えば内側から美容と健康にアプローチする方法です。
忙しく働いている方、自分のための時間を確保できない方にも、お茶なら飲むだけでいいから簡単に始められます。
お茶の持つすごい効能とは?
<お茶の中含まれる主な効能>
・ 整腸作用
・ 毒素の分解、排泄を助ける
・ 抗酸化作用によりサビつきを防ぐ
・ 新陳代謝を促す
お茶には老廃物の排泄を助ける作用だけではなく、身体にとって良い栄養素を効率よく摂取できるというメリットがあります。
中でも、特に紅茶は抗酸化作用を強くするポリフェノールにより、インフルエンザウイルスですら撃退する能力があると言われています。
他にもお茶には、不足しがちなビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素を効率よく摂取できることもオススメな魅力の一つ。
インナーケアにぴったりなお茶3選
インナービューティーに役立つお茶には非常に多くの種類がありますが、選ぶときに大事なポイントは「続けやすい」「美味しく楽しんで飲める」の2つが欠かせません。
そこで身近に手に入りやすいお茶の中から、おすすめのお茶をご紹介します。参考にしてあなたにぴったりのお茶を見つけてくださいね。
1. 緑茶
日本人にとても馴染みの深い緑茶ですが、アメリカではスーパーフードの一つとして注目されるほど世界中でその健康効果が見直されてきています。
緑茶に豊富に含まれているカテキンには「抗酸化作用」「殺菌・抗菌作用」などの効果が知られています。悪玉菌を抑えて整腸作用も発揮します。
ただし、たくさん飲むとカラダを冷やす効果もあると言われているので、適量をじっくりお楽しみいただくのが良いかもしれません。
ビタミンCも豊富に含まれている緑茶は、インナービューティーケアにはぴったりのお茶で、使い終わった茶葉にお好みで味付けをして食べることもできます。
2. ルイボスティー
南アフリカ原産の健康茶として日本にも広まったルイボスティー。実は、SODという酵素を含んでいるので抗酸化作用が高く、豊富なマグネシウムによる整腸作用もあります。
ノンカフェインだから夜のリラックスタイムにも、妊婦さんでもシーンを選ばず飲みやすいお茶です。むくみや冷えを改善して、老廃物の排泄を促す効果も期待できますよ。
3. たんぽぽ茶
授乳中のママ向きというイメージが強いたんぽぽ茶ですが、たんぽぽには古くから利尿作用や解毒作用などがあることが知られているため、むくみやデトックス作用が強いハーブティーとしてもお使いいただけます。
たんぽぽ茶だけで飲むこともできますが、苦味が強いため、慣れない方はネトル、レモンバームなど、あっさりとしたハーブと混ぜ合わせて飲むのおすすめです。
整腸作用もあるのでインナーケアにはぴったり。体を温める効果も高いので、冷えに悩んでいる方にも是非飲んでいただきたいお茶です。
お茶を飲むだけ!はじめてみよう、インナービューティー
食事の改善は難しい、食べたいものを我慢するのは苦手…という方でも、お茶ならば飲むだけだから簡単にインナーケアが始められます。
茶葉を急須やティーポットに入れて飲むことはもちろん、市販のティーパック売りされているお茶や、お好きな茶葉を簡単にティーパックに詰めることのできる商品もスーパーや100円ショップなどで手軽に手に入れられるようになりました。
自宅や職場、ウォーターボトルで飲み物を持ち運ぶ方など、毎日何となく飲んでいる飲み物について少し意識を変えてみるだけで、美容と健康に効果的にアプローチできるようになるはず。
ぜひあなたもインナービューティーを目指して、賢くお茶を飲むことを日々の習慣として取り入れてみませんか?
薬剤師
大学院卒業後、国内外の製薬会社や調剤薬局にて薬の企画開発・マーケティングからDI業務(医薬品情報業務)など、幅広く薬に関わりながら、サプリメント・ハーブやオーガニックコスメの販売業務を行う。
現在は、今までの経験を生かし、薬剤師として勤務する傍ら、正しい薬の使い方をはじめ、生活習慣や食習慣の改善を提案をする薬剤師ライターとしても活動中。