2019年12月05日   2022年08月26日

最近疲れていても眠れない、眠りが浅い、年齢とともに寝つきが悪くなってきた、など睡眠のお悩みを抱えている方はいませんか?

寝つきを良くするために、ハーブティーを取り入れているという方も多いでしょう。

安眠に効果のあるハーブとしては「カモミール」がありますが、睡眠効果のあるハーブはそれだけではありません。

今回は安眠におすすめのハーブについてご紹介します。

睡眠の質を高めるためになぜハーブ?

料理のスパイス、ハーブティー、ポプリとして、私たちの暮らしにも馴染んでいるハーブ。ハーブにはそれぞれに効能があり、はるか昔からヨーロッパやインドなどでは生薬と同様に医薬品や防腐剤などとして活用されてきたという歴史があります。

人間の心とからだを本来あるべき健やかな状態へと導いてくれるハーブには実に多くの種類があります。睡眠のトラブルに利用するなら、神経の高ぶりをリラックスさせたり、イライラを落ち着かせたり、緊張を緩めたりする作用を持つハーブがおすすめです。

少しハードルが高いと感じられる方にも、最も気軽に取り入れられるのがハーブティーです。体の内側からだけでなく、香りを嗅ぐことで五感からもハーブの作用を感じられます。また、ハーブティーはほとんどがノンカフェインなのでおやすみ前でも安心です。

ハーブの力で乱れた体とこころのバランスを整えてみませんか?

良質な睡眠におすすめのハーブ5選

ハーブにもいろいろな種類があり、特に睡眠には次のような種類がおすすめです。ハーブティーや種類によってはアロマテラピーなどで取り入れてみましょう。

カモミール

言わずと知れたリラックス系ハーブの代表ですね。カモミールにはジャーマン・カモミール、ローマンカモミールなどがありますが、ハーブティーとしては前者がよく飲まれています。中枢神経を落ち着かせる作用があり、緊張が続いているときの睡眠トラブルにぴったりです。

バレリアン

日本では「セイヨウカノコソウ」とも呼ばれる植物で、欧米では寝つきが悪いときにはバレリアンのサプリが睡眠薬の代わりのように使われているというほど。恐れや不安感、パニックなどの心理状態のときに、感情を落ち着かせてくれるハーブです。

レモングラス

スッキリとした香りがあり、消化を促す作用があることからエスニック料理の香辛料として非常に良く使われています。レモンに似た香りが精神的な疲労を回復させ、リフレッシュに役立ちます。胃腸の疲労に加えて、心が疲れがちな現代人に最適なハーブです。

ホップ

ビールの原材料として知られるホップですが、実は優れた鎮静作用があります。なんと古代エジプトの頃は生薬として重宝され、現代もドイツでハーブ製剤として不安や不眠に対して活用されています。緊張や不眠、不安があって、寝つきが悪いときに助けてくれるハーブです。

ラベンダー

ラベンダーには鎮静作用があり、独特の甘みのある香りを嗅ぐだけでもリラックスできます。緊張や不安で眠れない時、ピンと張りつめた神経をリラックスさせたいときに有用なハーブです。ただし、味に少しクセがあるので、アロマテラピーとして香りを楽しむ方が初心者向きでしょう。

ハーブのチカラでぐっすり質の高い睡眠を

睡眠が不十分だと体だけでなく心にも大きな負担がかかるものです。「自分でなんとか睡眠を改善したい」というとき、ハーブであれば体に負担をかけずに、気軽に睡眠のケアが可能です。いろいろな種類があるので、自分のお好みにあったハーブを見つけてみてはいかがでしょうか?

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