秋バテ
 2020年10月08日   2020年10月19日

こんにちは。リフェットセレクト編集部の渥美です。


10月に入り、朝晩が冷え込むようになってきましたね。
急に秋めいて、元気な子どもたちにも長袖が増え、私はというとその上にさらにジャケットを着ています。


さわやかな日々で気持ちがいいわ〜と清々しく過ごしている方もいれば、あの残暑から突如として入れ替わったこの冷気に、身体を頑張って馴染ませている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

夏バテを乗り越えてもまた現れた、疲労感。

今年の8月後半、私は夏バテしておりまして、なんと1週間ほど胃腸の調子を崩すという辛い思いをしました。

それもそのはず、今年の夏休みは、3歳になる息子の外遊びに連日付き合っていて、身体を酷使していたのです…!ヒー


暑さからなのか、思考も感覚も50%くらいしか働いていなかったのでしょう、

「なんか疲れてるな、休もう」

と気づくこともなく(怖い!)、とりあえず毎日、外に繰り出しておりました。


都内の某商業施設も利用し、その商業施設にほぼ隣接するようにある中規模の公園で遊び、暑さに我慢ならなくなったら、その施設に涼みに駆け込む…ということも。

そうやって、暑い→涼しい→暑い→涼しいを繰り返す…

これ、完全に自律神経にくるパターンですね。
案の定、自律神経が乱れて、体調を崩すことに。


身体の悲鳴で、やっと無理せず労わることを意識して1週間(ちょうど夫が夏休みで助かりました)、体調は通常通りに戻り、過酷だった夏休みも終わりました。。。

そんなこんなで新学期を迎え、幼稚園の送り迎えを繰り返し、あーだんだん涼しくなってきたなぁなんて思っていた9月下旬。


「なんかすっごい身体重いな」
「疲れたな」
「あー頭痛くなってきた」

という不調が訪れたのです。

疲労の正体「秋バテ」とは

なんかとてーも嫌な予感がした私は、お仕事で漢方や東洋医学に携わり、その道に詳しい友人に相談しました。

すると、こんなことを教えてくれました。

『漢方だと、夏に消耗したり、冷房や冷たいもので胃腸を冷やし過ぎると、秋バテになるとみます。


消耗とは具体的にいうと、夏に汗をかき過ぎると起こりやすく—汗には<気(身体を巡るエネルギー)>と<津液(水)>がでる—さらには、もともと気と津液が少ない人が汗をかき過ぎると、秋バテになる率はとても高くなります。


血が少ない方も症状が進むと、津液不足となり、この方が秋バテになるとメンタル不安、いわゆる秋ウツになりやすくなります。


一般的に言われる、自律神経にきやすいパターンは、この血の不足を含む津液不足、気の不足、またはそれら両方ある方に起きやすくなります。』

とのこと…

そうかぁーーーーーー

このことを聞いて、とっても納得したのでした。

今年の夏は、夏の暑さで例年より汗をかくことが多くて体力も消耗していたし…疲労も蓄積していたし…。

一度体調を崩して復活したと思っていたけれど、秋になっても訪れた不調には、この夏のことが関係していたのです。

では、秋バテの改善法は??

そうなると知りたいのが、じゃあどうしたら良くなる?ということ。
友人の教えはちゃんと続きます。笑

『なので漢方的に、秋バテにはなにが必要かというと…


<気(身体を巡るエネルギー)>と<津液(水)>を補う ということになります。


<気>を増やす:穀類、豆類など
<津液>を増やす:梨などの果物、ユリ根、れんこんなど


それらを積極的に食生活に取り入れることなのですが、秋に採れるものが多いのも、興味あるところです。


汗をかき過ぎる運動も注意ですね。

ほほう。やはり旬のものをいただくということは美味しく栄養価が高いだけでなく、人の身体に理にかなったものがあったのですね。

「自然に沿って食べることを大事にしたいな」

と、改めて思ったのでした。

また、秋バテと自律神経の乱れも繋がりやすいので、自律神経を整えることを日常で取り入れるのも大切だそう。


(自律神経にはご存知の通り交感神経と副交換神経があり、自律神経の乱れとは、このスイッチがうまくいかなくなることなのですが、それはどうも、交感神経優位(ストレス=気の停滞がある方)の状態が長い方に多いようです。)

具体的には…

  • リラックス出来る方法を見つける。
  • 好きなことをする時間を作る
  • 気の合う人とおしゃべりする
  • 香りの良いものを、使う
  • 香りのある食べ物を食べる(柑橘類、ハーブ類など)
  • 身体は側面を伸ばしたり、ひねる
  • 気の停滞を改善する漢方を使う
好きなお茶を飲みながら、気の置けない友人と楽しくおしゃべり…いいですね。
ちなみに黒人参茶は、香りも良いのでとても癒されます。

こういうことって、忙しかったり疲れたりしていると、どんどん忘れていってしまうというか、他のことに流されてしまいがち。

できれば、身体に不調・異変が起きる前に「自分が気持ちがいいと思うこと」を、意識的に取り入れて過ごしたいですね。

ちなみに私は、アロマの香りを嗅ぎながら、仰向け(シャバーサナ)で十数分、時には浅く仮眠…の、あまりのリフレッシュさに、今更ながら驚いている今日この頃です。(夏バテでそんなことを随分忘れていました)

記事監修

『漢方専門薬局 環』登録販売者 管理栄養士 
梶谷美貴子

黒人参茶[ビューティー]
黒人参にハイビスカス、月桃をブレンド。
酸味香るオリエンタルな風味。

黒人参茶[リラックス]
黒人参にレモングラス、アロエをブレンド。
さわやかな香りと自然な甘みの優しい風味。

黒人参茶[クレンズ]
黒人参にターメリック、緑茶をブレンド。
ほのかなクセとサッパリした風味。

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