2019年04月16日   2022年12月05日

冷えはダイエットの大敵であり、温活で身体を痩せモードに変えていくことがダイエットの近道ともいえます。

その温活を強力にサポートしてくれるのが「生姜(ショウガ)」です。言わずと知れた生姜の温めパワーですが、正しく取り入れないと逆効果になることもあるので注意が必要です。

今回は生姜(ショウガ)を用いた温活、ダイエットについて正しい摂取法と有効な使い方をご紹介します。

なぜダイエットに生姜(ショウガ)がいいの?

生姜は身体を温める作用が強く、漢方薬としても利用されるほど薬効の高い食材です。生姜には巡りを良くする成分として、「ショウガオール」と「ジンゲロール」という辛味成分が含まれています。

さらに、生姜には次のような効果があり、ダイエット中に摂ると良いと考えられています。

・代謝を高める

・血行促進

・熱の発散作用

・胃の消化を促す

・むくみの改善

 

生姜と乾姜。温活に有効な使い方とは?

漢方において生薬の生姜には2つあり、生のまま乾燥させた生姜を「生姜(ショウキョウ)」、蒸してから乾燥させた生姜を「乾姜(カンキョウ)」と呼びます。

元は同じ生姜でも生と乾燥では効果・効能が異なるため、使用目的に合わせて見極める必要があります。

生姜(ショウキョウ

吐き気や食欲不振など胃腸機能の改善、解熱、咳止め

MEMO一気に体を温めて発汗をさせることで、体の熱を外に放出するため、風邪を引いた時にはオススメ。一方、冷え性には逆効果になることも?!

 
 乾姜(カンキョウ)

温め作用が強い、冷えによる腹痛、下痢の改善

MEMOじんわり体を温める効果があるので、冷え性や体質改善、就寝前におすすめ。一方、風邪や体に炎症がある場合は要注意。

生の生姜の摂りすぎに要注意!

生姜(ショウキョウ)は熱を発散させる作用が強いため、解熱にも用いられます。逆にいえば、生のままで生姜を摂りすぎると、逆に身体を冷やすことにもなるということです。

身体を温めたい時に、生のすりおろした生姜をたくさん摂ると逆効果となります。火を通した生姜または蒸してから乾燥させたタイプの生姜を適量取り入れるようにしましょう。

 

冷え性とはさようなら。からだを温めてくれる生姜の効果的な飲み方とは?

生姜はさまざまな取り入れ方がありますが、食事から取り入れようとするとメニューが限られて飽きてしまいがちです。次のような方法で楽しみながら取り入れましょう。

飲み物にプラスして手軽に温活

手軽な温活におすすめなのが、飲み物に生姜をプラスする方法です。飲み物は普段飲んでいるハーブティー、ラテなど好きなもので大丈夫ですが、温める作用を強めたいならば黒人参茶や紅茶、ターメリックラテなどにプラスするのもおすすめです。

生姜はパウダータイプの乾燥したものを選ぼう

生姜はすり下ろしたものよりも、乾燥させた粉末タイプのものを選ぶと手軽に、しかも温め作用がアップします。

もし粉末タイプが手に入らない場合には、生姜を生で買ってきてスライスしたものを、オーブンなどで乾燥させてオリジナルの乾燥生姜を作ってみましょう。

ダイエットを成功させたいならば、まずは冷えを取り除くことが第一歩です。体の内側から温活を始めましょう。

生姜はどこでも手に入りやすく、簡単に取り入れられる温活にぴったりの食材です。生姜パワーで、脱冷え性! 温活とダイエット生活に取り入れていきましょう。

最近よく耳にする「温活」。それって本当に大切なの?

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